Interview
担当者インタビュー
第16回2026年2月9日
就労継続支援B型事業所Lilyものづくり農業ビレッジ&IT/eスポーツ
Q1. 就労継続支援B型事業所Lilyものづくり農業ビレッジ&IT/eスポーツさんは何をしている団体ですか?
大城代表:
もともと大阪市淀川区で「リリーレザーデザイン」という革工房を運営し、オーダーメイド中心に28年、職人として活動してきました。コロナ明けに「日本一ものづくりができるB型を立ち上げたい」という声をいただき、東淀川で就労支援B型の立ち上げに工房長として参画しました。
最初は「B型で刃物やミシンは危ない」と反対も多かったですが、一人ひとりに合わせた治具を作り、工程を分解し、丁寧に指導することで形になりました。3年で加工部門は満床に。ものづくりには人を惹きつける力があると実感しました。
その経験をもとに、昨年11月、摂津市鳥飼で合同会社リリーとして独立開所しました。目的は「売れるものづくり」と「働く喜び」を両立させることです。
もともと大阪市淀川区で「リリーレザーデザイン」という革工房を運営し、オーダーメイド中心に28年、職人として活動してきました。コロナ明けに「日本一ものづくりができるB型を立ち上げたい」という声をいただき、東淀川で就労支援B型の立ち上げに工房長として参画しました。
最初は「B型で刃物やミシンは危ない」と反対も多かったですが、一人ひとりに合わせた治具を作り、工程を分解し、丁寧に指導することで形になりました。3年で加工部門は満床に。ものづくりには人を惹きつける力があると実感しました。
その経験をもとに、昨年11月、摂津市鳥飼で合同会社リリーとして独立開所しました。目的は「売れるものづくり」と「働く喜び」を両立させることです。
Q2. どのような活動内容をされていますか?
大きく3本柱です。
① 革製品の製作
オーダーメイドで培った技術を活かし、自社製品を製作。最初はテープ貼りやコバ磨きなど簡単な工程から始め、最終的にはカバンづくりにも挑戦します。半年かけて一つの作品を完成させる利用者さんもいます。
② 農業(農福連携)
渡辺ファームさんの協力のもと、大豆や鳥飼なす、米づくりに挑戦。大豆からは「納豆キット」を開発し、「お豆育成学園 納豆小学校」というブランドで展開しています。自然相手の難しさはありますが、体調改善や生活リズムの安定など大きな効果も実感しています。
現在は“体験型農園”構想も進行中。企業の健康経営や家族体験と組み合わせ、その管理業務を利用者さんの仕事にしていく仕組みづくりを進めています。
③ eスポーツ事業
最新スペックのPCを完備。ゲームを通じてコミュニケーション能力を養うだけでなく、動画編集やデザインといった実務スキルの習得にも繋げています。3月14日には第2回「トリカイeスポーツフェスタ」を開催予定。『マインクラフト』『フォートナイト』を中心に、プロ選手との対戦・指導ブースも設けます。前回は子ども約100人、保護者含め200人超が来場しました。
① 革製品の製作
オーダーメイドで培った技術を活かし、自社製品を製作。最初はテープ貼りやコバ磨きなど簡単な工程から始め、最終的にはカバンづくりにも挑戦します。半年かけて一つの作品を完成させる利用者さんもいます。
② 農業(農福連携)
渡辺ファームさんの協力のもと、大豆や鳥飼なす、米づくりに挑戦。大豆からは「納豆キット」を開発し、「お豆育成学園 納豆小学校」というブランドで展開しています。自然相手の難しさはありますが、体調改善や生活リズムの安定など大きな効果も実感しています。
現在は“体験型農園”構想も進行中。企業の健康経営や家族体験と組み合わせ、その管理業務を利用者さんの仕事にしていく仕組みづくりを進めています。
③ eスポーツ事業
最新スペックのPCを完備。ゲームを通じてコミュニケーション能力を養うだけでなく、動画編集やデザインといった実務スキルの習得にも繋げています。3月14日には第2回「トリカイeスポーツフェスタ」を開催予定。『マインクラフト』『フォートナイト』を中心に、プロ選手との対戦・指導ブースも設けます。前回は子ども約100人、保護者含め200人超が来場しました。
Q3. 就労継続支援B型事業所Lilyものづくり農業ビレッジ&IT/eスポーツさんが一番大切にしていることは何ですか?
「できない前提で決めつけないこと」です。
福祉業界では難しいと言われた革製品づくりも、工夫すれば可能でした。大切なのは、工程を細かく分解し、その人に合った役割をつくること。
また「売れる品質」を妥協しないことも重要です。内職だけでなく、自社製品として市場に出す。その緊張感が技術向上につながります。
農業でも同じです。収穫だけでなく、管理・記録・体験設計まで含めて仕事を創る。仕事を“探す”のではなく“創る”姿勢を大事にしています。
福祉業界では難しいと言われた革製品づくりも、工夫すれば可能でした。大切なのは、工程を細かく分解し、その人に合った役割をつくること。
また「売れる品質」を妥協しないことも重要です。内職だけでなく、自社製品として市場に出す。その緊張感が技術向上につながります。
農業でも同じです。収穫だけでなく、管理・記録・体験設計まで含めて仕事を創る。仕事を“探す”のではなく“創る”姿勢を大事にしています。
Q4. 活動をしていて嬉しかったことはありますか?
利用者さんの変化です。日々の活動の中で、利用者さんに無料で提供している「手作りのご飯とお味噌汁」が喜ばれるのが本当に嬉しいですね。自分たちの畑で採れた野菜を使い、私やスタッフが心を込めて作ります。 「ここのご飯は美味しい」と食べてくれることで、食生活が整い、体調が良くなる。生活の基本である「食」を通じて、利用者さんの表情が明るくなっていくのを見ることが、私たちの原動力です。
また、革製品でも、完成した作品を家族にプレゼントして涙される姿を見ると、「ものづくりは人生に力を与える」と実感します。
また、革製品でも、完成した作品を家族にプレゼントして涙される姿を見ると、「ものづくりは人生に力を与える」と実感します。
Q5. 最近のトピックスを教えてください。
ひとつ目は、2月28日放送のバラエティ番組『土曜はダメよ!』内のDIYコーナーに当事業所が登場します! 私がホームセンターで材料を買い出し、1ヶ月かけてDIYしたこだわりの内装が紹介される予定です。
ふたつ目は、3月14日開催の「トリカイeスポーツフェスタ」です。プロ選手による指導、自由発想で建築するマイクラ企画、飲食・ワークショップブースも出展予定。地域交流と福祉の新しい接点づくりを目指しています。
ふたつ目は、3月14日開催の「トリカイeスポーツフェスタ」です。プロ選手による指導、自由発想で建築するマイクラ企画、飲食・ワークショップブースも出展予定。地域交流と福祉の新しい接点づくりを目指しています。
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Q6. 今後の活動の予定や展望などを教えていただけますか?
多世代が交流する「居場所」づくりとして、今後は、現在の活動をさらに深化させます。
農業では、体験型農園( 法人向けの健康経営や、週末に家族で楽しめる農園運営。)本格化させ、利用者さんが管理業務を担い、パソコン作業や記録業務など新たな仕事を生み出します。最終的に事業所で食べるお米を自分たちで作ることが目標です。
また、eスポーツ塾を立ち上げ、不登校や引きこもりの若者が、得意なゲームを通じて社会と繋がれる場所にしたいと思います。革製品もブランド力を高め、「B型だから」ではなく「品質で選ばれる」商品づくりを続けます。地元の鉄工所とコラボした「鉄×革」の鳥飼ブランド製品をつくる予定です。
農業では、体験型農園( 法人向けの健康経営や、週末に家族で楽しめる農園運営。)本格化させ、利用者さんが管理業務を担い、パソコン作業や記録業務など新たな仕事を生み出します。最終的に事業所で食べるお米を自分たちで作ることが目標です。
また、eスポーツ塾を立ち上げ、不登校や引きこもりの若者が、得意なゲームを通じて社会と繋がれる場所にしたいと思います。革製品もブランド力を高め、「B型だから」ではなく「品質で選ばれる」商品づくりを続けます。地元の鉄工所とコラボした「鉄×革」の鳥飼ブランド製品をつくる予定です。
Q7. 読者のみなさまにお伝えしたいことは何ですか?
私たちは福祉施設ですが「福祉=支援される場所」ではなく、「新しい価値を発信するクリエイティブな集団」でありたいと考えています。リリーは“挑戦する場所”です。ものづくりも農業もeスポーツも、本気でやっています。摂津市から、「新しい農福連携モデルと仕事づくり」の形を発信していきます。革製品に興味がある方、eスポーツを体験してみたい方、あるいはただお喋りしたい方。どなたでも気軽に遊びに来てください。ぜひイベントにも足を運び、現場を見てください。ものづくりを通して、皆さんの人生が少しでも豊かになるお手伝いができれば幸いです。
大城秀林様
ありがとうございました!
ありがとうございました!
Information
団体情報
- 事業者(団体)名
- 就労継続支援B型事業所Lilyものづくり農業ビレッジ&IT/eスポーツ
- 代表者名
- 大城秀林
- 担当者名
- 大城秀林
- 所在地
- 〒566-0064 大阪府摂津市鳥飼中2丁目4-36
- 電話番号
- 0726-29-9007
- URL (HP)
- https://lily-monozukuri.com/company/
- 運営時間
- 10:00 〜 15:00
- 休日
- 休日:日曜日
- カテゴリ
- 健康 食 地域活性化
- 団体概要
- 「ものづくりの力で人生を豊かに」私たちは農業・IT・eスポーツ・ものづくりを通して社会参加をサポートする就労継続支援B型事業所です。当施設は本気で「ものづくり」に取り組み、日本で一番の事業所を目指しています。ものづくりを通してすべての人に笑顔と豊かさを届けることを使命とし、いまより少しでも豊かな人生を送れるように、一日一日をど真剣に生き、毎日の中に継続的なチャレンジを創り出しています。